対象・利用日
対象 | 就学前のお子さん、小学生、中学生、高校生 |
---|---|
利用日 | 随時 |
利用時間 | 第1・第3水曜日 09:00 〜 18:00 |
休み | 土日祝・8/13 〜8/15・12/29~1/3は休園 |
基本的療育方針
障害をもつお子さんの生活の場は様々です。就学前は地域の保育所や幼稚園に通っているお子さんもおられますし、「障害児通所支援施設」に通うお子さんもおられます。就学年齢になりますと、地域の普通学級や特別支援学級に通って学ぶお子さんがおられますし、なかには「特別支援学校」に通うお子さんもおられます。しかし、いずれの場合でも、障害のある子どもたちが地域社会のなかで暮らし、私たち大人はいわゆる「共に生きる社会」をつくっていくことが社会的な大きな流れになっています。
しかしこの理念を実現することはなかなか容易なことではありません。
例えば地域社会のなかで、普通学級で過ごしている障害をもつ子どもたちは、場合によっては、他の子どもたちの社会からはそれとは見えない仕切りによって隔てられるということが起こるかも知れません。障害をもつ子どもたちの発達上の課題が集団生活の場面で顕在化しやすいこと、結果として障害をもつ子どもたちが不適応を起こしやすいこと、また障害の特性・個別性に応じた支援の難しさがあることなどがその根本にあると考えられますが、まさにこのような点で地域の教育機関と協力関係を築き、知恵を寄せ合う手段としてあるのが「保育所等訪問支援」という制度です。
私たちはこれまで蓄積してきた経験(知識と技術、発想)を地域に還元し、地域全体が障害をもつ子どもたちの暮らしやすい場になる一助になりたいと願っています。例えば、私たちは学校・園に出向き、先生方と一緒にお子さんへの関わり方を考えていきます。
言葉の分かりにくいお子さんにカードを使って生活の流れを伝えたり、教室のレイアウトを変更するなど、お子さんに分かりやすい環境作りを模索し、提案していきます。
就園・就学時には、お子さんの特性やそれまでの支援内容を学校・園に伝え、新しい環境に適応できるよう支援していきます。訪問支援は2週に1回程度を目安としますが、お子さんの状況、時期によって頻度は異なります。

訪問支援の流れ
お気軽にお問い合わせください。